某官公庁様

某官公庁様向け電子申請システム開発プロジェクト

実績あるアーキテクチャ

全国で利用される電子申請システムの開発プロジェクトです。

開発期間 2005年4月〜2006年3月
開発規模 約50kSteps、約50画面

導入の背景

実績あるアーキテクチャの採用で、お客様要望に応える。

官公庁様で取り扱う届出手続き業務の法整備に伴い、業務運用が混乱しない様、早急にシステムを開発する必要がありました。「短期開発」「高品質」なシステムの提供が求められました。
本プロジェクトは、業務運用開始までの時間が少ない事と、国民が利用する手続き系のシステムであり、失敗が許されないシステムである事から、

  • 実績のあるアーキテクチャ
  • 設計でのブレを抑える枠組み

として、TERASOLUNAを導入することになりました。

適用プロダクト

某官公庁様にご採用頂いたプロダクトは、開発規模の削減が可能な開発ツール、そしてStrutsベースで適用実績があったフレームワークです。

  • TERASOLUNA 開発ツール
  • TERASOLUNA フレームワーク
プロダクト適用図

導入効果

低コストの実現

TERASOLUNAフレームワークを適用した事で、制御周り等のフレームワークサポート部分の製造が不要となりました。さらに、フレームワークが提供する機能は積極的に活用し、再拡張が必要になるような設計を回避することで、純粋なコーディングは業務ロジック部分のみとなり、コーディング規模が最小限に抑えられました。

生産性の向上

検討段階で、設計内容にブレが発生しない枠組みを準備すると共に、TERASOLUNAの開発支援ツールを導入することで生産性を向上させました。開発支援ツールの導入により、成果物自動生成機能による製造規模の削減はもちろん、初期投資(習熟コスト)終了後は更に効率的な開発が可能となり、1次開発に比べ2次開発では約1/3のコスト圧縮に成功しました。

品質の向上

高度なスキルを要求されるフレームワーク周りの開発を、TERASOLUNAメンバが行う事で、品質を確保。手戻り・技術的問題点による開発の停滞を防止したことで、アプリケーション基盤部分の構築が短期間に実施可能となりました。さらに、開発者は業務ロジックのコーディングに集中する事ができたため、業務ロジック部分の品質確保への注力が可能となり、SI工程以降で発生したJava部分のUTバグは0件という、高品質のシステム作りに成功しました。

経験不足の補強

当初、プロジェクトメンバにWebシステム開発経験者は、ほぼいない状態でした。そのため、TERASOLUNAの導入研修を利用し、ベースフレームワークであるStrutsの研修を受講。基礎的な開発知識を得ることで、プロジェクトの立ち上げに役立てました。さらに開発を通して、TERASOLUNAスタッフのサポートを受けることで、TERASOLUNAはもちろん、フレームワーク以外の技術も含めたノウハウを取得し、Webシステム開発の技術力アップにつながりました。